【S11使用構築】“超”老とオバヒZバシャサンダーナット【最高2016/最終2001】

はじめまして。七咲@aoi_7skと申します。

なんとかS11もレート2000を達成することができたので、拙い文章ですが記事を書かせていただきます。

f:id:Nanasaki:20180903121211p:image

 

 

1.構築を組んだ経緯

まず、流行っている所謂カバマンダガルドの並びに強いポケモンとして炎Zめざ氷バシャーモが思い浮かび、軸にしようと考えました。

バシャーモとの相性補完として有名でかつ1度使ってみたかったサンダーナットレイを添え、ここまでで重たいメガバシャーモメガボーマンダを見るためにオボンスイクンを採用。

ここまでで両リザードンや格Zボルトロスが辛いので古きよきリザードンメタとしてガブリアスを採用。

ゲッコウガが重たくなったので、ゲッコウガの上から殴れるポケモンかつ、崩しが足りないので崩し役も担えるポケモンとして最後にメガフーディンを採用しました。

(前期はフーディン以外同じ並びで、メガ枠に剣舞スピアーを採用していました。採用意図は全く同じですが最高1965止まりだったのでここで供養します。)

 

では、構築の紹介をしていきたいと思います。

 

バシャーモ@ホノオZ

f:id:Nanasaki:20180903142743j:image

特性:加速

性格:控えめ

155-×-90-178(252)-91(4)-132(252)

オーバーヒート めざ氷

守る バトンタッチ

 

前述した通り、カバマンダガルドの並びに強く出られるポケモンとして採用したこの構築の軸です。

めざ氷は控えめC252でやっと耐久無振りのメガボーマンダを低乱数で落とせるぐらいの火力しかでず、カバマンダガルドに多いHDに厚く振った個体はかなり余裕を持って耐えてきます。なので特攻↑補正の性格でC252は確定とし、Sは同速意識で準速としました。無振りのAで採用したい物理技が特に見当たらなかったのと、後述するゲッコウガの水手裏剣を受けながらバトンタッチする動きのためにも耐久を下げるわけにいかず、特殊一本の控えめでの採用になりました。

オーバーヒートZはD4振りカプ・テテフやH252カバルドン、H252ランドロスを93.7%で落とせるので、物理受けに出てきたゴツメランドロスやゴツメカバルドンを返り討ちにすることができます。

また、あまり好ましくはないのですが、オバヒZをボーマンダで受けられた場合でも威嚇関係なしにダメージが入り、次のめざめるパワー氷で落とせる圏内まで削ることができるので、対戦の中でオバヒZが安定択になるといった場面が多かったです。

カバマンダガルドの裏によくいるゲッコウガの対策の1つとして、裏にいる穏やかサンダーに加速バトンして処理するためにバトンタッチを採用しました。初手バシャーモゲッコウガ対面で守ることによって激流型かどうかを判断できることも強かったです。(水Z非考慮)

初手バシャーモリザードン対面なども守って加速、ガブリアスにバトンタッチで相手のニトロチャージをケアしながら交換することが出来ます。

選出率 1位

 

 

②サンダー@たべのこし

f:id:Nanasaki:20180903145725j:image

特性:プレッシャー

性格:穏やか

193(220)-×-116(84)-146(4)-132(76)-136(124)

放電 身代わり

毒々 羽休め

 

この構築のMVP。

素早さに自信があるのでサンダー対面などで積極的にみがわりを押して毒を透かしてこちらは毒を撒きます。

放電のワンチャンスも本当に強い最強ポケモン

5試合に1回ぐらいのペースでPP枯らしをしていたのでこのポケモンのせいでiPhoneのメモ帳が「ヘド爆 6 やどりぎ 2」みたいなメモで埋め尽くされました。主にフシギバナグライオン、毒ガルドや毒ドランの上から身代わりを貼ってひたすらPPを枯らします。

グライオンはこちらからも有効打が無くお互いが身代わりを張る不毛なやり取りになりますが、相手のPPが切れる方が早いので、どこかで引いてくるタイミングで裏に毒を入れることが出来ればかなり有利になります。

ギルガルドや毒ヒードランは羽休めするターンに毒を入れられる択が永遠に続きますが、ギルガルドはブレードフォルムの状態で放電を入れることが出来ればPPを枯らさずとも突破できる可能性があり、最悪裏のポケモンの技の圏内に入れることが出来ます。ヒードランは本当に永遠に択です。

バシャーモの加速バトンからゲッコウガを処理することも多かったです。交換読みで冷凍ビームを撃たれても水手裏剣を耐える体力で耐えるのが本当に最強ポケモンです。

調整はこちらの記事のものをお借りしました。

http://sp.ch.nicovideo.jp/3sokasu/blomaga/ar1410441

ほとんどの勝負でバシャーモとサンダーを選出していたのでこのポケモンも選出率は同率1位。

 

ナットレイ@ゴツゴツメット

f:id:Nanasaki:20180903205718j:image

特性:てつのトゲ

性格:呑気 

181(252)-115(4)-201(252)-×-136-22

ジャイロボール パワーウィップ

やどりぎのタネ ステルスロック

 

いつも使っているゴツメナットレイキノガッサが重たいので交代読みの剣の舞からのマッハパンチを耐えるように呑気でHBに252振り切っています。

ステルスロックは耐久無振りメガボーマンダバシャーモのめざ氷圏内に入れたり、ゲッコウガの襷を潰してメガフーディンで処理できるようにしたりと、かなり有効に働きました。

ガルーラ軸、メガギャラドス軸、キノガッサがいる場合には出すことがありますが、裏の炎タイプの起点になるのを恐れて全然選出することが出来ませんでした。しかし選出した時には必ず活躍してくれていました。

選出率 6位

 

 

フーディン@フーディナイト

f:id:Nanasaki:20180903210629j:image

特性:マジックガード→トレース

性格:臆病

131(4)-×-65-187(252)-115-189(252)

サイコキネシス シャドーボール

気合玉 瞑想

 

この構築の唯一のメガ枠。

サイコキネシスの枠は最終日の3日前ぐらいまでは受けループ意識でサイコショックで、努力値も火力を割いてかなり耐久に回していたのですが、受けループと全然マッチングしないことと、1段階上昇のシャドーボールメガメタグロスに対する乱数が不利になってしまうことで最終的にこの型に落ち着きました。

最速にすることで準速スカーフカミツルギや準速フェローチェ、1舞最速ギャラドスや準速スカーフカプ・テテフを抜くことが出来ます。後は同速意識です。

構築で重たいゲッコウガの上から気合玉をうつかなり大事な仕事を任せています。(スカーフとんぼ返りで3回程消し飛んだ)

このポケモンは臆病でも火力がかなりあり、特殊耐久はそれなりにあるので特殊相手には火力で押せることが多いです。一方物理相手には何も出来ずに一瞬で倒れてしまうので少し扱いづらいポケモンではあったと思います。

カプ・テテフ+メタグロスの並びに強く、カプ・テテフが襷ではないだろうという時は(PTにキノガッサなど襷が濃厚なポケモンがいる場合)カプ・テテフ対面で瞑想を詰んでシャドーボールで押していき、そういったことがない場合は襷をケアしてシャドーボール2回で落としてから次のポケモンを裏の圏内に入れる動きが多かったです。テテフグロスの並びで無くても相手がカプ・テテフを選出した場合はかなり強く、相手のサイコフィールドを利用して所謂テテフーディンとして相手に強い圧力をかけられました。

バシャーモサメハダーの加速をトレースしたり、メガルカリオの適応力をトレースして暴れたりとオシャレなポケモンだと思います。

レート帯が上がるに連れて選出率が上がったのは高レート帯に刺さりやすいのか、フーディンに対する信頼が強くなってきたのかと思いましたが、気合玉を全く当てないので後者ではありませんでした。

ナットレイに比べればかなり選出しているが選出率は5位。

 

ガブリアス@きあいのタスキ

f:id:Nanasaki:20180903213306j:image

特性:鮫肌

性格:陽気

183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)

逆鱗 地震

岩石封じ 剣の舞

 

ウルガモスリザードンストッパー兼崩し役。

ボルトロスを持ち物がスカーフでも岩石封じ2回で落とせるのでこの構築の辛いところをほぼ1体でカバーしてくれる古代の最強ポケモン

フェアリー環境になったとはいえ、フェアリーを裏でカバー出来れば6世代の最強ガブリアスと何も変わることはありません。

受けサイクルやウルガモスリザードン入りの構築には100%選出していました。

選出率 4位

 

 

スイクン@オボンのみ

f:id:Nanasaki:20180903214147j:image

特性:プレッシャー

性格:図太い

207(252)-×-183(252)-110-136(4)-105

熱湯 凍える風

ミラーコート 吠える

 

メガバシャーモの飛び膝蹴りを2発耐えたり、A1段階上昇のHDメガボーマンダの恩返し(やつあたり)を2発耐えたりするためのHBぶっぱのオボンスイクン

バシャーモに対する役割ならカプ・レヒレの方が安定しますが、一方で毒放電サンダーの役割が腐ってしまうのでこの枠はスイクンになりました。

受け出しが効きづらい構築なのでなるべく対面で特殊相手にも役割を持てるようにミラーコート、起点回避やナットレイステルスロックとも相性がいい吠えるを採用しました。

サンダーのPP枯らしが苦しくなってきたら同じく特性プレッシャーのスイクンを出して補助する動きも何度かありました。

選出率 3位

 

 

2.辛いポケモン

フェローチェ:最速フェローチェは本当に辛い。襷ガブリアスを使って無理やり処理するしかないです。準速と分かればフーディンで処理できますが、準速に賭けてフーディンを投げて最速フェローチェにボコボコにされたことが3回ぐらいあります。

化身ボルトロスフーディンを選出しないとかなり辛い。毒菱を絡められると本当に勝てません。

ゲッコウガバシャーモからサンダーのバトンタッチで見ようとしてる時にマッチングしてしまうと無理です。この構築はなんとフーディンを選出出来なかったら水手裏剣・草結び・めざ炎・冷bの珠ゲッコウガでほぼ全壊します。

クチート+シャンデラ+カプ・ブルル:何をどうやっても勝てないので切っています。

サンダー対面で身代わりしてくる霊ボルトロス:勝てない

 

3.選出

基本選出はバシャーモ+サンダー@1です。

ボーマンダ軸だとスイクンリザードン軸だとガブリアスになることが多いです。

以下特殊な構築相手の選出です。

 

・受けループ

ガブリアス+フーディン+バシャーモ(サンダー)

いかに相手のサイクルを崩せるかを重要視します。

 

オニゴーリ入り

バシャーモ+サンダー+スイクン

オニゴーリ入りには9割この選出です。バシャーモの炎Z、加速バトン→上から毒、スイクンが場にいる時にオニゴーリに起点にされかけたら零度は避けて吠えます。

 

 

4.感想

f:id:Nanasaki:20180904182655j:image

前期あと一歩で2000に到達出来なかったので本当に嬉しいです。今期は20チャレを7回失敗して本当に挫折しかけましたが心折れずに頑張ってよかったです。マッチングした方、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。