【SV発売前】リキキリンが使いたい【単体考察】
こんにちは。リキキリンが発表された段階で既にキリンリキを嫁ポケの1つとしていた稀有な存在 七咲です。
自分用にリキキリンについてまとめます。
リキキリン
分類:くびながポケモン(かわいい)
タイプ:ノーマル・エスパー
【特性】
特性① はんすう
きのみを食べると、次のターンの終了時にもう一度同じきのみを食べることができる。
特性② テイルアーマー
相手のポケモンは先制技を出せなくなる。
特性だけ見るとどちらも対戦向けで強そうな印象を持ちます。
しかし、強い固有特性を貰っても種族値が微妙で環境にあまり姿を現さないエンニュートのような例もあるのでまだなんとも言えません。
耐久が高ければ回復実を持たせて“はんすう”
素早さが高ければ襷AT or 壁張り役で“テイルアーマー”が無難に強そうですが、どちらの数値も高くない時が1番悲しい気持ちになります。
【種族値】
では肝心の種族値。
ポケモンバトルをしている皆さんならガブリアスとキリンリキの種族値は当然暗唱できると思いますが、改めておさらいしておきましょう。
全ての数値が足りない上にどこかが尖っているわけでもない1番弱いとされてるパターンの種族値です。
特性の“そうしょく”が発動した時に攻撃が1段階上昇するにも関わらず、特攻の方が高いこのちぐはぐ感が愛おしいです。
現時点では極めて低次元で両刀が可能な種族値をしていますが、果たして進化後は攻撃と特殊のどちらが伸びるのでしょうか。
普通に考えると現時点で1番高い特攻の値が伸びそうですが、公式サイトの説明によると激しい物理攻撃を繰り出すそうです。
しかし、そう言いながら画像では明らかにシャドーボールのような特殊技を撃っています。
どうして……?
【技】
どれだけ新規習得・新規没収技があるのかは不明ですが、現時点で使用頻度が多そうな技をリストアップします。
[物理技]
思念の頭突き
噛み砕く
[特殊技]
10万ボルト
雷
[補助技]
悪巧み
瞑想
バトンタッチ
光の壁
リフレクター
こらえる
ヒードラン対策として地震を覚えさせた両刀キリンリキはUSMの対戦環境を席巻していたのでもちろんご存知だと思いますが、他にもバンギラス対策のくさむすびなど、意外と広い技範囲で苦手な相手への有効打も覚えます。
ダメージは期待しないでください。
[習得して欲しい技]
・電光石火
・リサイクル
進化によって攻撃の値が上昇した場合はタイプ一致先制技の電光石火を習得して欲しいです。神速でもいいです。
特性“はんすう”を活かすためにリサイクルも習得して欲しいですが、そんな芸当が出来るほど耐久力があるとは思えません。
【技(おまけ)】
ここからは可哀想なキリンリキの過去に没収された技の紹介です。
[そもそも無くなったタイプ一致主要技]
おんがえし
やつあたり
(めざめるパワー)
[ダイパリメイクで取り上げられた主要技]
トリック
ふいうち
イカサマ
メインウェポンとなりえる技を軒並み失うほど対戦環境を荒らしていたとしか思えない弱体化。
そもそも強くないポケモンに果たして「弱体化」という言葉を使うのが正しいのかすら分かりません。
【型考察】
▫️反芻AT型
特性:反芻
持ち物:ヤタピorチイラorカムラ
技:こらえる/守る/@2
現時点で1番使いたいリキキリン。
反芻の発動が木の実を発動した次のターン終了時のようなので守るも必要。
リキキリンの元の種族値で素早さが十分高ければヤタピorチイラ。特攻or攻撃が十分高ければカムラを反芻してどれか1つの数値を2段階上昇させます。
ダメージ調整をしてカムラを持たせ、こらえる→悪巧みにすることで、
1ターン目:悪巧みをしながら攻撃を受ける。カムラのみ発動(素早さ1段階上昇)
2ターン目:守るでターン終了後更に素早さ1段階上昇
3ターン目:特攻2段階上昇+素早さ2段階上昇の最強リキキリン爆誕
というのも1つの手です。
▫️反芻耐久型
特性:反芻
持ち物:オボンのみ
技:守る/リサイクル/@3
これはそもそも元の耐久が低そうな上に現時点でリサイクルを習得していないので叶わない確率の方が高いです。
特性によって1回のリサイクル効果は確約されているので、リサイクルを覚えさせなくても攻撃の火力が高ければ、オボンのみ込で高火力高耐久ポケモンとしての起用はアリかもしれません。
▫️壁貼りテイルアーマー型
特性:テイルアーマー
持ち物:粘土 or 襷
技:リフレクター/ひかりのかべ/@2
相手に先制両壁、先制電磁波などを許さずに自分は両壁を展開できる起点作成型。
襷を持たせて確実に1枚の壁を貼り、襷で耐えた後先制技でHP1を削り取られる心配もなく2枚目の壁を貼るということもできます。
ただ、わざわざ先制技を警戒してまでリキキリンで起点作成をするぐらいなら他のポケモンの方が適任かもしれません。
▫️襷ミラーコート型
特性:テイルアーマー
持ち物:襷
テイルアーマー型で1番使いたいのはこちらの型。性格は臆病。
襷ミラーコートで相手のポケモンを1体倒した後、先制技で倒されることなく後続のポケモンに一撃は攻撃を当てられる(素早さで負けていなければ)型。
このような種族値に恵まれないポケモンはミラーコートやカウンターが1番強いと代々言い伝えられています。
HP1でも相手の先制技に怯える必要が無いのに攻撃時に相手のゴツゴツメットなどに触れて倒れてしまっては意味が無いので、基本的には特殊型。
▫️輝石キリンリキ型
特性:テイルアーマー
持ち物:進化の輝石
技:願い事/守る/@2
オボン反芻でいい
絶対弱い
採用理由は愛
以上。
名前覚えてあげてよ
【剣盾S6使用構築】外出自粛ヒトムナット【最高7位 205?】
はじめまして、七咲(@aoi_7sk)です。コロナの外出自粛によりポケモンの総プレイ時間が今月だけで5月以前と比べて倍になりました。
最終レートをめちゃくちゃ溶かしてしまったので本当は「来期もっと最終日も納得のいく結果を残してから記事にしよう」と思っていましたが、リベロエースバーンが突然解禁されてボコボコにされたのでその夢も潰えました。
せっかく剣盾で初めてシーズン通してまともに潜ったので今更ながら記事に残しておこうと思います。
【最高レートについて】
5/22からレート制度が再び戻ってきました。他の皆さんが投稿された構築記事にも最高レートが書かれていますね。シーズン序盤からしばらく2桁順位をキープして5/19には瞬間7位を取りましたが、5/21に鬼のように連敗をして700位まで下がり、その後にレートが解禁されました。そのため明確な最高レートが残っておらずよく分からない感じの記事タイトルになりました。その時の7位のレートが2050ぐらいだったので2050はあったのではないかと思うとめちゃくちゃ悔しいです。
一応ポケモンHOME解禁後で残っている最高レートは2016です。「明確な数値が残っていないので記事のタイトルは最高2016にするべきだ!」って誰かに言われたら泣きながら変えます。
■構築経緯
7世代でよくメガライボルト+チョッキランドロス+ゴツメナットレイという並びを使っていたので、今作で比較的似た動きができるヒートロトム+ナットレイから構築を組み始める。
次に、ヒトムとナットレイで定数ダメージを与えるうえで天敵である身代わりを貫通して攻撃することができ、ナットレイに撃たれることが多い特殊炎技を何度も受けてもらう枠としてチョッキドラパルトを採用。
このままでは相手のドラパルトに少し弱いので残り3体はドラパルトに強めなポケモンで固める。
まずは相手の上からとんぼ返りしてサイクルを回す要員のスカーフガラルヒヒダルマを採用。
ここまで草技を採用していないナットレイや火力のないドラパルト、ヒートロトムと地面タイプへの打点がガラルヒヒダルマしかないので、ドラパルトと地面タイプに強いポケモンとして襷剣舞シザリガーを採用。(シーズン終盤はキョダイラプラス)
今のところこちらは回復技がなく火力に乏しい有限サイクルで、相手の回復技を沢山持ったいわゆる受けループに対して弱いのでそこに強い枠として珠瞑想ピクシーを採用。(シーズン終盤はラム剣舞ドサイドン)
■構築紹介
※シーズン中盤まで使って最高順位を取った時のシザリガーとピクシーは最後に載せます。
1. ドラパルト@とつげきチョッキ
性格:臆病 特性:すりぬけ
191(220)-126-105(76)-131(84)-111(124)-179(4)
H...16n-1
B... 剣ギルガルドのシャドークロー確定耐え
C... 余り ドラパルト サザンドラ流星群確1
D... 眼鏡控えめサザンドラの悪波
無補正252振りトゲキッスのダイフェアリー確定耐え
S... 最速ゲンガー 最速エーフィ抜き
流星群 シャドーボール
火炎放射 とんぼがえり
この構築の大黒柱、チョッキドラパルトです。
後述するナットレイとヒートロトムにはそれぞれ毒と鬼火を搭載していて、この定数ダメージを守る(ダイウォール)やサイクル戦を繰り返して如何に相手のポケモンを削り取るかというのが今回の構築で最も大きな勝ち筋です。つまり定数ダメージを与えられない場合に苦しい試合展開を強いられることになります。定数ダメージが入れられない場合は主に以下の3つ。
①身代わり持ちのポケモン
②ヒートロトムで受けきれない高火力の炎タイプのポケモン(キョダイリザードン等)
③挑発持ちのポケモン
挑発のポケモンというのは幅が広いためそのポケモン次第ではありますが、この①と②にとても強くでることができるのがチョッキドラパルトです。
ナットレイの前で身代わりを置いて起点にしてくる代表的なポケモンである炎水草ロトムにとにかく有利で、ドラパルト引きを読まれてクルクルボルトチェンジを連打されても全然疲弊しないのがとても強かったです。
キョダイリザードン相手にも強く、交代際に珠ダイジェットを撃たれたとしてもダイマックスしてダイワーム(とんぼがえり)を挟めば相手のダイマックスを枯らして裏のヒートロトム等で勝つという動きを多くとっていました。
とんぼがえりの枠を10万ボルトにするかどうかも考えましたが、こういった特殊な使い方もするのでとんぼがえりで良かったと思います。
相手の特殊ドラパルトにもお互いが同じ状況下なら(ダイマックス同士・非ダイマックス同士)だと勝てます。Sをかなり落としているので物理主体の両刀や物理型のドラパルトにはほとんど勝てませんが、ヒトムナットに出てくるドラパルトが比較的特殊型が多いことや、物理一本に絞っているドラパルトはナットレイで勝てるのでそれほど困ることはありませんでした。
2. ヒートロトム@ウイのみ
性格:図太い 特性:浮遊
157(252)-×-171(228)-129(28)-127-106
オーバーヒート ボルトチェンジ
イカサマ 鬼火
ヒトムナットのヒトムの方
H4振りギャラドスをボルトチェンジで落とせるまでCに振って残りは耐久に振りました。
ヒトムナットの並びを積んで崩そうとしてくるポケモンを鬼火イカサマで破壊します。意気揚々とでてきた炎の牙持ち蓄電パッチラゴンにも勝てます。
ダイマックスするとドリュウズの地震を確定で耐えます。(80.2~95.5%)
強いです。
3. ナットレイ@たべのこし
性格:呑気 特性:鉄のトゲ
181(252)-114-201(252)-×-137(4)-36
ジャイロボール 宿り木の種
どくどく 守る
定数ダメージの鬼。
サイクル下で定数ダメージを使って削ることがコンセプトなので、1度引かれると解除される宿り木とは別に毒々を採用しました。
ヌオーやサニーゴといった本来膠着状態になるポケモンに強気に出していくことができます。
滅びを打ってくるターンに毒を当てることが出来れば、多少滅び渦潮アシレーヌに勝機があります。
性格:陽気 特性:五里霧中
201(164)-172(92)-75-×-75-161(252)
つららおとし 地震
いわなだれ とんぼがえり
この構築の高速枠。
ドラパルトがSを落としているせいで最速物理ドラパルトに勝てないのでさらにその上からサイクルを回す要員です。
無補正ドラパルトの大文字まで確定で耐えるので相手のドラパルトがスカーフでも当てれば大丈夫です。控えめだと乱数50%で落ちてしまいます。50%を引きましょう。
地震の枠は途中まで馬鹿力でしたが、シーズン中盤で急にギルガルドに多くマッチングするようになったので地震に変更しました。
5. キョダイラプラス@ひかりのねんど
性格:控えめ 特性:貯水
207(12)-94-101(4)-150(252)-134(148)-92(92)
絶対零度 氷の礫
最高順位を取った時はシザリガーだった枠。この枠はドラパルトに切り替えせるという枠でしたが、実際使ってみると別に特別ドラパルトに強いとは感じませんでした。シザリガーだった時に少し重たかったミロカロスに強くなりました。向こうからの有効打は無いのでミラーコートを警戒してひたすら絶対零度を連打します。小学生の頃を思い出して懐かしい気持ちになって和んできたあたりで大体当たります。
常に30%の勝ちを残せることと、キョダイマックスして壁を貼って後ろのサイクルを楽に回す動きがとても強かったです。
6. ドサイドン@ラムのみ
213(180)-204(204)-156(44)-×-85(76)-61(4)
性格:いじっぱり 特性:ハードロック
ロックブラスト 地震
馬鹿力 つるぎのまい
最高順位を取った時はマジックガード瞑想ピクシーだった枠。
基本やりたいことは同じで、相手の状態異常を1度無効化して積んで受けサイクルを破壊します。欠伸カビゴンにとても強く、ヘビーボンバーも全然入らないので起点にしてEASY WINを得ることも多かったです。
通常時は珠ドリュウズの地震、ダイマックス時は特化ラプラスのうたかたのアリア確定耐えです。
■途中まで使っていたポケモンたち
139(4)-189(252)-105-×-75-107(252)
性格:いじっぱり 特性:適応力
クラブハンマー 叩き落とす
強いザリガニ。
USUMでずっとHP1の襷ゲッコウガで釣り交換し続けてサイクルしてたので割と手に馴染みました。
ラプラスと違い剣舞アクジェで抜いていくことが出来るので強かったですが途中から増えてきたピクシーが辛かったためラプラスに変えました。
8. ピクシー@いのちのたま
173(20)-×-121(220)-161(252)-112(12)-81(4)
性格:ひかえめ 特性:マジックガード
ムーンフォース 火炎放射
10万ボルト 瞑想
受けサイクルに対してとても強く、このピクシー1体で3ターンぐらいで降参ボタンが押されることも多かったです。
受けサイクルを倒す要員だがカビゴンにあまり強くないことと、シーズン中盤過ぎぐらいに有名ポケモン実況者がこの型のピクシーを動画化して認知度が上がったのか少し刺さりが悪くなってしまったのでドサイドンになりました。
■最後に
剣盾でしっかりランクマッチに潜ったのがシーズン1の序盤以来で、最初は見たことの無いポケモン(キョダイカビゴン・キョダイラプラス)が強すぎて絶望していましたが、なんとか環境に追いつけて良かったです。来期(今期)はもしかしたらまた潜らない可能性もありますが、次潜るシーズンでは到達していたはずの2050を記録に残る状態でもう一度目指そうと思います。
■SPECIAL THANKS
・パーティの調整フレ戦何度もしてくれていつもモチベをくれるカワセミさん
・ドラパルトの持ち物で悩んでたらチョッキを提案してくれたにらくん
・5月中恐らく20日間ぐらいランクマ通話してくれたいっくん、蜜柑屋くん、にらくん
【単体考察】襷がむしゃらゴリランダー
はじめまして、七咲(@aoi_7sk)です。剣盾が発売されてからまだまだ時間は短く、環境の変化がまだ激しいですが、使っていて今の環境にとても刺さっていると感じたゴリラがいたので記事にしました。
■型紹介
ゴリランダー@きあいのタスキ
性格:ようき
特性:しんりょく
数値:175-177(252)-111(4)-×-90-150(252)
A - 極振り
B - 物理先制技意識4振り
S - 最速
技構成: ドラムアタック/ばかぢから/はたきおとす/がむしゃら
[確定技]
・ドラムアタック
威力80命中100で100%の確率で相手のすばやさを下げるという意味わからない性能をした技です。今回のコンセプトその1
・がむしゃら
詳しくは後述します。今回のコンセプトその2
[選択技]
・ばかぢから
草技が入らない鋼タイプに弱点をつけるので準確定。バンギラス、サザンドラ、ガラルヒヒダルマ等にもやや強く出られます。
・はたきおとす
型の性質上先発で出ることが多いので戦況を整えやすいはたきおとすは使いやすいです。上記の技で有効打を取れないドラパルトやギルガルドへの打点になります。
■考察
今回紹介する型はドラムアタックという相手の素早さを下げる専用技とがむしゃら、新緑という特性ときあいのタスキの4つ全てにシナジーがある型です。
主な動きは最初にドラムアタックを打って相手の素早さを下げてから次にうつ技を選択します。
相手がゴリランダーの弱点をついてきてHPが1(HPが1/3以下)になった場合、特性の新緑が発動し、次にうつドラムアタックの威力が1.5倍になります。そのため、
ドラムアタック→新緑ドラムアタック
ドラムアタック→がむしゃら
という動きを選択することができ、上手くいくとドラムアタックと新緑ドラムアタックで相手を1体持っていき、裏のポケモンにがむしゃらを当ててHPを1にする活躍をしてくれる時もあります。
ダイマックス状態のポケモンには元のHPで参照されるので半分しか入らないという新環境による相対的な弱体化を少しだけ受けてしまったがむしゃらという技。しかしダイマックスは1戦に3ターンしか使えません。この型のゴリランダーは最初にドラムアタックで相手の素早さを1段階下げてから行動を選ぶことが殆どなので、相手がダイマックスしてきたら次のターンにそれに適した行動を選択することが可能です。仮にがむしゃらをうつターンで相手がダイマックスを切ってきたとしても、こちらの“ダイマックスを切らないポケモン”に貴重な1ターンを使って素早さが1段階下がってHPが半分削れた状態で落としてくれるなら御の字です。こちらの裏のダイマックスポケモンで切り返して暴れることが可能でしょう。
最速ゴリランダーの良い点は最速ギャラドスより速い素早さです。ダイジェットをドラムアタックで2回相殺して裏のギャラドスより速いポケモンで処理するという動きが強いです。
■相性がいいポケモン
相手の素早さを下げて相手のHPを1にする、場合によってははたきおとすで戦況を整えることが可能なので、ダイジェットを使って暴れられるポケモン(自信過剰ギャラドス)等と組むと強力です。後は先制技持ちのポケモンでHPが1になったポケモンを縛るのも強いと思います。
■終わりに
単体としてのパワーがあるがむしゃら起点作りポケモンの紹介でした。ダイジェットで素早さを上げることが流行っている今の環境だからこそ刺さり、環境が変わると刺さらなくなる可能性はありますが今は強いと思いました。よかったら使ってみてください。
【S11使用構築】“超”老とオバヒZバシャサンダーナット【最高2016/最終2001】
はじめまして。七咲@aoi_7skと申します。
なんとかS11もレート2000を達成することができたので、拙い文章ですが記事を書かせていただきます。
1.構築を組んだ経緯
まず、流行っている所謂カバマンダガルドの並びに強いポケモンとして炎Zめざ氷バシャーモが思い浮かび、軸にしようと考えました。
バシャーモとの相性補完として有名でかつ1度使ってみたかったサンダー・ナットレイを添え、ここまでで重たいメガバシャーモやメガボーマンダを見るためにオボンスイクンを採用。
ここまでで両リザードンや格Zボルトロスが辛いので古きよきリザードンメタとしてガブリアスを採用。
ゲッコウガが重たくなったので、ゲッコウガの上から殴れるポケモンかつ、崩しが足りないので崩し役も担えるポケモンとして最後にメガフーディンを採用しました。
(前期はフーディン以外同じ並びで、メガ枠に剣舞スピアーを採用していました。採用意図は全く同じですが最高1965止まりだったのでここで供養します。)
では、構築の紹介をしていきたいと思います。
①バシャーモ@ホノオZ
特性:加速
性格:控えめ
155-×-90-178(252)-91(4)-132(252)
オーバーヒート めざ氷
守る バトンタッチ
前述した通り、カバマンダガルドの並びに強く出られるポケモンとして採用したこの構築の軸です。
めざ氷は控えめC252でやっと耐久無振りのメガボーマンダを低乱数で落とせるぐらいの火力しかでず、カバマンダガルドに多いHDに厚く振った個体はかなり余裕を持って耐えてきます。なので特攻↑補正の性格でC252は確定とし、Sは同速意識で準速としました。無振りのAで採用したい物理技が特に見当たらなかったのと、後述するゲッコウガの水手裏剣を受けながらバトンタッチする動きのためにも耐久を下げるわけにいかず、特殊一本の控えめでの採用になりました。
オーバーヒートZはD4振りカプ・テテフやH252カバルドン、H252ランドロスを93.7%で落とせるので、物理受けに出てきたゴツメランドロスやゴツメカバルドンを返り討ちにすることができます。
また、あまり好ましくはないのですが、オバヒZをボーマンダで受けられた場合でも威嚇関係なしにダメージが入り、次のめざめるパワー氷で落とせる圏内まで削ることができるので、対戦の中でオバヒZが安定択になるといった場面が多かったです。
カバマンダガルドの裏によくいるゲッコウガの対策の1つとして、裏にいる穏やかサンダーに加速バトンして処理するためにバトンタッチを採用しました。初手バシャーモ・ゲッコウガ対面で守ることによって激流型かどうかを判断できることも強かったです。(水Z非考慮)
初手バシャーモ・リザードン対面なども守って加速、ガブリアスにバトンタッチで相手のニトロチャージをケアしながら交換することが出来ます。
選出率 1位
②サンダー@たべのこし
特性:プレッシャー
性格:穏やか
193(220)-×-116(84)-146(4)-132(76)-136(124)
放電 身代わり
毒々 羽休め
この構築のMVP。
素早さに自信があるのでサンダー対面などで積極的にみがわりを押して毒を透かしてこちらは毒を撒きます。
放電のワンチャンスも本当に強い最強ポケモン。
5試合に1回ぐらいのペースでPP枯らしをしていたのでこのポケモンのせいでiPhoneのメモ帳が「ヘド爆 6 やどりぎ 2」みたいなメモで埋め尽くされました。主にフシギバナやグライオン、毒ガルドや毒ドランの上から身代わりを貼ってひたすらPPを枯らします。
グライオンはこちらからも有効打が無くお互いが身代わりを張る不毛なやり取りになりますが、相手のPPが切れる方が早いので、どこかで引いてくるタイミングで裏に毒を入れることが出来ればかなり有利になります。
毒ギルガルドや毒ヒードランは羽休めするターンに毒を入れられる択が永遠に続きますが、ギルガルドはブレードフォルムの状態で放電を入れることが出来ればPPを枯らさずとも突破できる可能性があり、最悪裏のポケモンの技の圏内に入れることが出来ます。ヒードランは本当に永遠に択です。
バシャーモの加速バトンからゲッコウガを処理することも多かったです。交換読みで冷凍ビームを撃たれても水手裏剣を耐える体力で耐えるのが本当に最強ポケモンです。
調整はこちらの記事のものをお借りしました。
http://sp.ch.nicovideo.jp/3sokasu/blomaga/ar1410441
ほとんどの勝負でバシャーモとサンダーを選出していたのでこのポケモンも選出率は同率1位。
特性:てつのトゲ
性格:呑気
181(252)-115(4)-201(252)-×-136-22
ジャイロボール パワーウィップ
いつも使っているゴツメナットレイ。キノガッサが重たいので交代読みの剣の舞からのマッハパンチを耐えるように呑気でHBに252振り切っています。
ステルスロックは耐久無振りメガボーマンダをバシャーモのめざ氷圏内に入れたり、ゲッコウガの襷を潰してメガフーディンで処理できるようにしたりと、かなり有効に働きました。
ガルーラ軸、メガギャラドス軸、キノガッサがいる場合には出すことがありますが、裏の炎タイプの起点になるのを恐れて全然選出することが出来ませんでした。しかし選出した時には必ず活躍してくれていました。
選出率 6位
④フーディン@フーディナイト
特性:マジックガード→トレース
性格:臆病
131(4)-×-65-187(252)-115-189(252)
気合玉 瞑想
この構築の唯一のメガ枠。
サイコキネシスの枠は最終日の3日前ぐらいまでは受けループ意識でサイコショックで、努力値も火力を割いてかなり耐久に回していたのですが、受けループと全然マッチングしないことと、1段階上昇のシャドーボールでメガメタグロスに対する乱数が不利になってしまうことで最終的にこの型に落ち着きました。
最速にすることで準速スカーフカミツルギや準速フェローチェ、1舞最速ギャラドスや準速スカーフカプ・テテフを抜くことが出来ます。後は同速意識です。
構築で重たいゲッコウガの上から気合玉をうつかなり大事な仕事を任せています。(スカーフとんぼ返りで3回程消し飛んだ)
このポケモンは臆病でも火力がかなりあり、特殊耐久はそれなりにあるので特殊相手には火力で押せることが多いです。一方物理相手には何も出来ずに一瞬で倒れてしまうので少し扱いづらいポケモンではあったと思います。
カプ・テテフ+メタグロスの並びに強く、カプ・テテフが襷ではないだろうという時は(PTにキノガッサなど襷が濃厚なポケモンがいる場合)カプ・テテフ対面で瞑想を詰んでシャドーボールで押していき、そういったことがない場合は襷をケアしてシャドーボール2回で落としてから次のポケモンを裏の圏内に入れる動きが多かったです。テテフグロスの並びで無くても相手がカプ・テテフを選出した場合はかなり強く、相手のサイコフィールドを利用して所謂テテフーディンとして相手に強い圧力をかけられました。
バシャーモやサメハダーの加速をトレースしたり、メガルカリオの適応力をトレースして暴れたりとオシャレなポケモンだと思います。
レート帯が上がるに連れて選出率が上がったのは高レート帯に刺さりやすいのか、フーディンに対する信頼が強くなってきたのかと思いましたが、気合玉を全く当てないので後者ではありませんでした。
ナットレイに比べればかなり選出しているが選出率は5位。
特性:鮫肌
性格:陽気
183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)
逆鱗 地震
岩石封じ 剣の舞
霊ボルトロスを持ち物がスカーフでも岩石封じ2回で落とせるのでこの構築の辛いところをほぼ1体でカバーしてくれる古代の最強ポケモン。
フェアリー環境になったとはいえ、フェアリーを裏でカバー出来れば6世代の最強ガブリアスと何も変わることはありません。
受けサイクルやウルガモス・リザードン入りの構築には100%選出していました。
選出率 4位
⑥スイクン@オボンのみ
特性:プレッシャー
性格:図太い
207(252)-×-183(252)-110-136(4)-105
熱湯 凍える風
ミラーコート 吠える
メガバシャーモの飛び膝蹴りを2発耐えたり、A1段階上昇のHDメガボーマンダの恩返し(やつあたり)を2発耐えたりするためのHBぶっぱのオボンスイクン。
バシャーモに対する役割ならカプ・レヒレの方が安定しますが、一方で毒放電サンダーの役割が腐ってしまうのでこの枠はスイクンになりました。
受け出しが効きづらい構築なのでなるべく対面で特殊相手にも役割を持てるようにミラーコート、起点回避やナットレイのステルスロックとも相性がいい吠えるを採用しました。
サンダーのPP枯らしが苦しくなってきたら同じく特性プレッシャーのスイクンを出して補助する動きも何度かありました。
選出率 3位
2.辛いポケモン
フェローチェ:最速フェローチェは本当に辛い。襷ガブリアスを使って無理やり処理するしかないです。準速と分かればフーディンで処理できますが、準速に賭けてフーディンを投げて最速フェローチェにボコボコにされたことが3回ぐらいあります。
化身ボルトロス:フーディンを選出しないとかなり辛い。毒菱を絡められると本当に勝てません。
珠ゲッコウガ:バシャーモからサンダーのバトンタッチで見ようとしてる時にマッチングしてしまうと無理です。この構築はなんとフーディンを選出出来なかったら水手裏剣・草結び・めざ炎・冷bの珠ゲッコウガでほぼ全壊します。
クチート+シャンデラ+カプ・ブルル:何をどうやっても勝てないので切っています。
サンダー対面で身代わりしてくる霊ボルトロス:勝てない
3.選出
基本選出はバシャーモ+サンダー@1です。
ボーマンダ軸だとスイクン、リザードン軸だとガブリアスになることが多いです。
以下特殊な構築相手の選出です。
・受けループ
いかに相手のサイクルを崩せるかを重要視します。
・オニゴーリ入り
オニゴーリ入りには9割この選出です。バシャーモの炎Z、加速バトン→上から毒、スイクンが場にいる時にオニゴーリに起点にされかけたら零度は避けて吠えます。
4.感想
前期あと一歩で2000に到達出来なかったので本当に嬉しいです。今期は20チャレを7回失敗して本当に挫折しかけましたが心折れずに頑張ってよかったです。マッチングした方、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
【S9使用構築】メガライボルト軸+瞑想ズガドーンで共鳴Ride on!【最高.最終2010】
はじめまして。七咲@aoi_7skと申します。
なんとかライボルト軸で3期連続レート2000を達成したので、拙い文章ですが記事を書かせていただきます。
構築を組んだ経緯
S7でライボランドで2041、S8でギャライボナットランドで2000とライボルト軸として有名な2つの並びで2000を達成しました。
しかし、裏のメガ枠がハッサムやリザードンXと選出しやすく、結局そこに頼っていたのではないかと思い、ライボルト1メガの構築で2000を目指したいと思ったのがきっかけです。
では構築の紹介をしていこうと思います。
特性 避雷針→威嚇
性格 臆病 145-×-80-157(252)-81(4)-172(252)
オーバーヒート めざめるパワー氷
いつものテンプレライボルト。今期は唯一のメガ枠なので必然的に今までより選出率は高くなった。
ルカリオ、メタグロス軸やゲンガー入りのサイクルを上から制圧できるのが非常に強く、周りで削ってライボルトの一貫を作る動きが多かったです。
ライボルトとランドロスの型はS7、S8と全く同じなので、詳しいことは過去記事を参考にしていただければうれしいです。
特性 威嚇
性格 意地っ張り
191(212)-188(44)-111(4)-×-128(220)-115(28)
じしん がんせきふうじ
はたきおとす とんぼがえり
いつものチョッキランドロス。選出率がほぼ平均的な構築でしたが、ランドロスだけ頭ひとつ抜けた選出率だったと思います。
ライボルトと威嚇サイクルをする他にも、ズガドーンを通す時に相手のスカーフポケモンのスカーフを叩き落とす仕事など、どんな選出にしても絡んでくることが多かったです。
特性 鉄の棘
性格 呑気 181(252)-115(4)-201(252)-×-136-×
ジャイロボール パワーウィップ
やどりぎのたね ステルスロック
ライボランドで威嚇とんボルチェンする中継役。
構築で辛いメガガルーラを無理やり1.1交換に持っていったり、構築単位で重たいミミロップを無理やり削ったり、雑に相手を削り取れて強かったです。
パワーウィップはとにかく外れますが、カプ・レヒレの混乱実を発動させたくなかったり、砂下ドリュウズを確実に2回で落として止めたかったりといった理由でタネマシンガンにはせずパワーウィップを外し続けました。
4.水ロトム@ウイのみ
特性 浮遊
性格 穏やか
157(252)-×-127-133(60)-167(196)-106
ほうでん ボルトチェンジ
ハイドロポンプ どくどく
ライボルトが出しづらい地面タイプがいてライボルトが出せない。けど電気タイプを持っていきたい…といった時に非常に便利な水ロトム。
性格を穏やかに、持ち物を混乱実にすることでカプ・レヒレ、ゲッコウガ(草Z除く)へ安定した後出しができる。
他5体でポリゴン2が重たいので、毒をいれる仕事は非常に重要でした。
この構築では崩しやエースとして使うわけではなく、あまり火力を求めていないので、10万ボルトではなく、ワンチャンスを掴める放電を採用しました。
調整は日頃から仲良くさせてもらっているカワセミさんのものをお借りしました。
http://kwsm-poke.hatenablog.com/entry/2018/01/23/023705
特性 変幻自在
性格 無邪気
147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
れいとうビーム めざめるパワー炎
けたぐり みずしゅりけん
エンペルトやバンギラスが増えたことで刺さる相手にはぶっ刺さった6世代の亡霊けたぐりゲッコウガ。穏やかヒードランやカビゴンへの最大打点にもなる。
炎技はライボルトやズガドーンで足りているので、めざめるパワー炎はバシャーモを確実に襷を盾に落とす波乗りやハイドロポンプでもよかったかもしれません。
6.ズガドーン@ゴーストZ
特性 ビーストブースト
性格 臆病
129(4)-×-74(4)-198(212)-104(36)-174(252)
カプ・コケコのエレキフィールド下10万ボルト確定耐え
みがわり めいそう
この構築のMVP。
高火力+瞑想+ビーストブーストで中~低速サイクルの崩しを任せていました。
持ち物は霊獣ボルトロスやリザXを上から落とす霊Z。
バシャーモの守るに合わせてみがわりを置いたり、クチートのふいうちを瞑想やみがわりで透かしてラティアス+クチートに強く出れました。
シャドーボールを持ってないポリクチのポリゴン2や地震のないメガフシギバナはそのまま瞑想みがわりで起点に、リザードンYは瞑想を上から積んで霊Zで落とします。
水特殊が2体、ランドナットといるからか受けループでバンギラスが選出されたことがないので、ラッキー対面でみがわりを置いて起点に、すぐ勝てることが多かったです。
・辛いポケモン
フェアリーがいないので本当に終盤のジャラランガブームが辛かったです。
チョッキランドロスと襷ゲッコウガの2体かけて倒すか、シャドボに防弾で受けにきたジャラランガを霊Zで81.4%(H4振り)で落とせます。
どちらも1体ずつなら処理できますが、この2体の並びはほぼ崩せません。
フシギバナをメガシンカさせる前にゲッコウガ-バンギラス対面をつくり、あついしぼうがないフシギバナに交代読みれいとうビームをうつしかないと思います。
1度この並びを崩せた時はれいとうビームでフシギバナを凍らせました。
ナットレイがあまりにも選出しづらい構築にミミロップがいる場合はライボルトの同速対決に全てを託します。
水ロトムでシンクロもらいながらも毒を入れるか、どこかで瞑想を積んだズガドーンで裏の圏内に入れます。
感想
今期は構築がなかなか定まらず、しばらくレートが伸び悩んでいましたが、なんとか2000に乗せることができてよかったです。
来期も2000、2100を目指して頑張りたいと思います。
QRレンタルチームを公開しました。
【S8使用構築】威嚇と毒の脆弱化コントロール【最高.最終2000】
はじめまして。七咲 @aoi_7skと申します。
前期レート2041に続き、今期も目標としていたレート2000を達成することができたので記録として記事に残しておこうと思います。
今回も前期と同じく相棒のライボルトと、相性のいい霊獣ランドロスを軸に組み始めました。
ライボルト入りの並びで他に有名な“ギャライボナット”も構築に入れることで、「選出のパターンを増やすこと」を意識しました。
では、構築の紹介をしていきたいと思います。
特性 避雷針→威嚇
性格 臆病 CS
オーバーヒート めざめるパワー氷
(メガライボルトと霊獣ランドロスは採用意図と型が前期の構築と全く同じなので下に載せておきます。)
電気タイプには珍しくオーバーヒートを覚えることが強みの相棒ポケモン。カプ・ブルル+ドヒドイデの並びが見えた時に多く選出しました。
もうひとつのメガシンカ枠HDリザードンXが幅広く選出しやすいポケモンだったことや、S7と比べてギャラドスの使用率が減ったことで選出率も低くなってしまいました。
選出出来た試合ではかなり活躍することが多かったので、今回も連れてきてよかったと思っています。
選出率6位
特性 威嚇
性格 意地っ張り テテフのフィールド下のサイコキネシス確3
じしん がんせきふうじ
はたきおとす とんぼがえり
ライボルトの選出率が下がったことや、ギャラドスが構築に入ってきたことで、前期と比べて「地面技を透かす」より「電気技を透かす」役割が大きくなりました。
電気ポケモンのサブウェポンと撃ち負けないように、体力管理がとても大切でした。
選出する時は見せ合いの段階でどのポケモンをランドロスで見るかをしっかり決めておくことを意識していました。
選出率1位
3.ギャラドス@ヒコウZ
特性 威嚇
性格 陽気 AS
たきのぼり とびはねる
ちょうはつ りゅうのまい
ライボランドを使っていると重たくなるカバルドン・マンムー・モロバレル・フシギバナなどに役割を持てるこの構築のZ枠。
挑発+龍舞でドヒドイデやスイクン、カプ・レヒレを起点にし、飛行Zで突破するプレイングが通った時はそのまま勝ちに繋がることが多かったです。
しかしライボルト、リザードンとメガシンカ濃厚の2体がいるので持ち物は見せ合いの時点でゴツメかZ、龍舞を積んだ時点で持ち物はZとバレているであろうことを考慮して立ち回らないといけないところが少し難しかったです。
選出率4位
特性 鉄の棘
性格 呑気 HB
ジャイロボール パワーウィップ
やどりぎのたね ステルスロック
構築で辛いガルーラや雷パンチ持ちのメタグロスを無理矢理相討ち以上に持っていく物理受け要員。
サイクル下でのステロと宿り木がすごく心強かったです。
眼鏡めざ炎カプ・レヒレに低めの乱数で落とされることが数回あったので、Dにも少し振ってよかったかもしれません。
選出率5位
特性 変幻自在
性格 臆病
みずしゅりけん れいとうビーム
めざめるパワー炎 挑発
サイクルを回して最後に襷ゲッコウガの一貫を取る動きをすることが多く、1番信頼していたポケモンです。
挑発の枠は波乗りやダストシュートにもなりえた枠ですが、積み技でライボルトの上をとろうとするポケモンや、分身バシャなどのバトン構築に結構刺さったのでこれでよかったと思います。
選出率3位
特性 猛火→かたいツメ
性格 慎重 H156 A44 B4 D204 S100
フレアドライブ じしん
どくどく はねやすめ
H 16n-1
サイコフィールド下 控えめカプ・テテフのサイコキネシス確定耐え
最速テッカグヤ抜き
HD毒羽リザXが今期の構築のMVPでした。
天然や黒い霧要員がいないサイクルPTを使っていると一方的に展開して高火力を押し付けてくるポリゴンZのようなポケモンがどうしても辛いと感じます。しかし露骨に対策をすると選出はされないので、選出はしてもらえるラインでかつピンポイントにならず幅広く刺していけるポケモンとして採用しました。
他のポケモンでは辛いポリゴン2やヒートロトムを主に見ていました。
鬼火は読まれても毒は読まれにくく、最低限の火力もあるのでどの対戦でも一定の活躍をしてくれました。
選出率2位
・辛いポケモン
リザードンで上手いこと毒を入れるか、ギャラドスとゲッコウガでひたすら挑発をうって回復を防ぎます。
カプ・テテフ
終盤に数が増えた防御に厚い眼鏡持ちが辛かったです。型が分かってしまえば処理ルートはたくさんありますが、スカーフやZも同時に考慮して動くとなると厳しいです。
ポリゴンZ対策にリザードンを採用したものの、数こそ少ないですがゴーストタイプや悪タイプに変化してかつ自己再生を持っているポリゴンZにはかなり厳しいです。
1度ゴーストタイプに変化する個体に会いましたが、自己再生を持っていなかったのでリザードンとゲッコウガで削りきることができました。
・感想
なんとか2期連続でレート2000を達成できたのでよかったです。
流行りのカバマンダガルドのような並びに強く、安定して勝てたのが大きかったと思います。
今期はデフレと聞いて2000に乗ってすぐ撤退しましたが、もう少しチャレンジして最高レート更新を狙ってもよかったかもしれません。
S9もライボルトと共にレート2000を狙いたいと思います。
【S7使用構築】ライボランドwith顎ハッサム【最高2041/最終2004】
はじめまして、七咲です。大好きな相棒であるライボルトと共に最高レート2041を達成したので、拙い文章ですが構築記事を書かせていただきます。
使用構築はこちらです。
相棒のライボルトを軸に組みはじめ、裏に有名な並び「顎ハッサム」を添えました。
この二体の並びはPTにヒードランが存在しているだけで辛く、650戦近く戦いましたがヒードランがPTにいる場合ほぼ全ての戦いで選出されていました。
実はそれが狙い通りで、顎ハッサムを意識してほぼ確実に選出されるであろうヒードランに厚く固めた周りのポケモンたちで優位に戦っていこうといったPTです。(草Zには最大の警戒)
では、構築の紹介をしていきたいと思います。
特性 避雷針→威嚇
性格 臆病 C252 S252 D4
10万ボルト ボルトチェンジ
オーバーヒート めざ氷
所謂嫁枠に留まらず大活躍してくれた色メガライボルト。
特性についてですが、トレース対策の静電気も使いやすいと思います。実際暫くは静電気で使っていたのですが、電気技を吸えた時の爆発力に魅力を感じて避雷針に変更しました。
敢えてメガせずカプ・コケコにボルトチェンジをうってもらうなど、プレイングに幅ができたと思います。
ゲッコウガなどの高速ATの上からサイクルを回していく動きや、サイクルの中で疲弊した相手のPTを上から一貫を取っていく動きが強かったです。
威嚇ポケモンその1。
2. 霊ランドロス@突撃チョッキ
特性 威嚇
性格 意地っ張り H212 A44 B4 D220 S28
( テテフのサイキネ確3)
地震 岩石封じ
叩き落とす 蜻蛉返り
サイクルの中で威嚇を撒いていき、後ろのATカプ・レヒレでも受けられる威力に下げていきます。
顎ハッサムとも補完がよく、この並びでも結構選出はしたのですが、やはり顎ハッサムと組む場合はどうしてもステルスロックが欲しくなってしまいます。しかし、基本選出のライボランドレヒレの並びだとスカーフを巻いたカプ・テテフやフシギバナが辛いので結局チョッキで正解だったと思います。
竜舞に合わせて永遠に岩石封じを撃って退場し、裏のライボルト・アーゴヨン・スカーフ水ロトムといった高速ポケモンを通していく動きが強かったです。
3.カプ・レヒレ@水Z
特性 ミストフィールド
性格 控えめ H220 B4 C252 D4 S28
(1段階S↓最速ミミッキュ抜き)
凍える風 瞑想
この構築の大エース。
ギャラドスやボーマンダなどの竜舞アタッカーが多い環境で凍える風が本当に刺さりました。
ステルスロックから入ってきたランドロスを凍える風から爆発させずに倒したり、上にも書いたランドロスと同じようにギャラドスやボーマンダに永遠と凍える風を撃って高速エースを通します。(身代わりギャラドスには細心の注意を払って)
ミミッキュと対面した際ほとんど剣舞から入ってきたので凍える風から水Zで簡単に倒せることが多かったです。
リザードンYのソーラービームを耐えて水Zで8〜9割削り、羽休めが無いことを願いながらハッサムのバレットパンチで処理する動きも何回かありました。
1900帯で草Zメガヤンマに葬られました。
特性 テクニシャン→テクニシャン
性格 意地っ張り H236 A252 D20
バレットパンチ 蜻蛉返り
叩き落とす 剣の舞
裏選出、顎ハッサムのメガ枠。
少しカプ・テテフがキツいことから叩き落とすから羽休めに変更することも考えましたが、それよりもポリゴン2の奇石やテッカグヤ・ヒードランの食べ残しをサイクル下で叩く方が強いと考えました。
周りのポケモンを少し変えると羽休めや泥棒、馬鹿力でもよかった枠だとは思います。
5.アーゴヨン@気合いの襷
特性 ビーストブースト
性格 臆病 C252 S252 D4
流星群 ヘドロウェーブ
大文字 悪巧み
襷アーゴヨン。構築上オーバーヒートを撃った後のライボルトや拘った水ロトムなど、起点にされる場面が多いのでZではなく襷での採用になりました。
このPTは初手にカプ・テテフを出される確率がかなり高いので、初手に出して相手のカプ・テテフをスカーフなのか、そうでないのかを判断する仕事もこなしていました。
ヒードランがいるだけで選出が出来なかったり、砂を撒くポケモンがいる…竜Zだったら…って場面も多くあり、選出率は一番低いですが、選出できた試合では必ず活躍していました。
特性 浮遊
性格 控えめ C252 S252 D4
10万ボルト ボルトチェンジ
ハイドロポンプ トリック
電気を通していきたいけどハッサムを選出してライボルトが出せない!っていう時や、地面タイプが多いけど電気を通したい!という時など、痒いところに手が届くポケモンです。
ポリクチ構築のポリゴン2や、鈍いカビゴン、ピクシーなどにトリックをする大仕事も任しています。ナットレイにトリックをすることも結構多かったです。
性格は臆病だと1舞したギャラドスを抜けるのですが、水タイプのゲッコウガに対してボルトチェンジで乱数なぐらい火力が乏しいので、凍える風や岩石封じで補助をしつつ控えめでの採用となりました。
選出
基本選出です。威嚇を撒きながらタイミングを見て水Zを放ちます。
上を基本選出といいながらも1番多かったのがこの選出。カバリザミミッキュのようなPTによく選出して、リザードンがYやXに関わらず水Zを撃ちます。
主に受けループに対しての選出です。
辛いポケモン
モロバレルは無理です。
ミストフィールド下でハッサムとアーゴヨンで無理やり積んで裏を削って、最終的に対面で勝つみたいなゴリ押し。もしくはスカーフトリックを上手いこと使えば勝率3割ぐらいで勝てますがほぼ無理です。マッチングしないことを願います。
ガルーラ
ガルーラ入りのPTの初手ガルーラ率90%超なので、初手にカプ・レヒレを合わせて、水Zを撃ちます。落とせませんが、グロパンから入ってきた場合は捨て身の反動で、猫捨て身なら“乱数で ”耐えて水Z+何かで処理していました。
めざ炎を持っているのか地震を持っているのかでハッサムで見るかアーゴヨンで見るかが変わってくるのが辛いところです。上2体のどちらかとチョッキランドロスで処理していました。カプ・レヒレで無理やり瞑想を大量に積んで突破することも3回ぐらいありました。
感想
初めてレート2000を超えることができ、よかったです。これからもライボルト軸で結果を残せるようにマリオカートを封印します。
(追記 1/27)
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